
こんにちはBOSSです、さて第五回は第一回を彷彿とさせるテーマなんですが
今回は美容室ではなく理容室のお話、内容はと云うとこちらは今から開業する
んじゃなくて、すでに以前からされていた若者やおじちゃん達に大人気の床屋
さんからある依頼があったのです・・・・
それはある日、何の前触れも無く一本の電話から始まった(またか?)私の工
房から1時間ほど離れたあるところで長年理容室をされているオーナーからの
お電話であった。
「実は今、自分の所の理容室の外回りの雰囲気を全部変えている所なんだけ
ど、メインの看板のデザインを今まで使ってた物から全く違うイメージに作り変
えたいんだけど、そんな事もやるんだよね?」・・・・・・・・・・・ちなみに私はガラ
ス作家である。
まぁこのような仕事をしていると私は昔ながらの職人さんでも何でも無いので私
の仕事はある意味マルチな方面へと向かう時がある。なので私は自分の中で
は最近「クリエーター」であると考えている・・・・何故か!?響きがかっこいい・・・
東京あたりに住んでいると多分もっとシックリくると思うがココは長崎だ、クリエー
ターなんて名刺に刷ると健康器具販売の人とか外人なんて勘違いされそうで怖
いのでガラス以外でアレコレさせて頂くときに口だけで自称している。
何でも基本はデザインである、実際ガラスを作っていく工程でも最初にデザイン
や設計図みたいなものを書く場合もあるし、そもそもアクセサリーなどはただガラ
ス玉だけしか作らないようではバリエーションが無い、能が無い、前にお話しした
がガラス工芸なんて誰でも簡単にできる、しかしその先にあるのがプロとしてのセ
ンスでありデザイン性であったりする。
とてもカッコイイ事書いてるが、現実的にこのときのオーナーの新看板に対するイ
メ−ジが「クールな感じの中に親しみ易さがある」とか「読めないような、それでい
てカッコイイ雰囲気」とか・・・・・である、それ以上の事は聞き出せなかった、いや!
オーナー本人もよくイメージできてなかったと言うのが正しいだろう、すなわち私的
には「トホホ」な感じである。
しかし私は内心「クリエーター」なのであるこの世に存在していないモノからその存
在を形にする!白紙からオーナーのイメージするものを形にするのが仕事、そして
「凄い!最高!」と言ってもらいその形を愛してもらうものを作りだすのだっ!(興奮)
勿論その様な作業は広告代理店やイラストレーターなど世界中で使われている特殊
なソフトを使用する、しかしこれも先ほどの玉作りと一緒でオペレーターで作るだけで
は無い、愛されるもの、心のある形をつくるのがセンスである。
最終的に決まったのがこの図面である、文字は暗闇の中でバックライトの加減でボ
ワァっと浮かび上がるような感じになる。 今回のこの仕事も「全てお任せ」なので
設置方法やライトをどうするのか、素材は?など全てが任された、まさしく楽しい仕事
なのである、そしてこの看板にはオーナーの「読めないような・・・」と云う意向を元に
しかしよく読んでみると店名の「まるぼうず」になっているのである。
オーナーの「美人」の奥さんも含め皆さんにとても喜んでもらったのである、このよう
な「クリエーター」なお仕事はまたこの次にも入ってきている、後依頼主の許可がでる
ならば次回またお話しましょう。



■では和気藹々の工事の一部始終をご覧いただきましょう・・・・■
まずは安全に足場を組んで〜
BOSSのデザインどおりに木を
貼り付けて・・・「案外BOSSって
細かいところにうるさいからな」
な〜んて事は言われてません。

「変わったデザインだな〜?何て
読むのよコレ?」そんな事はどうで
もいいけど、鏡面仕上げにしたステ
ンレスは要注意!曲げたらお仕置
きよっ!

ジャ〜ン!遂に取り付け完成。太陽
の光を受けてキラキラ輝いてとても
素敵です!道行く人たちも何だ?
足を止めて眺めて行きます、その
「?」がBOSSが狙っていた看板効
果です。
やがてこの街の人たちはこのロゴを
見るだけで何のお店か分かる日がく
るのです。

近日中にこの看板に隠されたもう1つのサプライズの写真をUPしますので乞うご期待!!